プロットボードは、各シーンの裏で同時進行しているプロット(伏線・サブプロット)を「行=シーン × 列=プロット」の表で設計する機能です。J.K. ローリングがスプレッドシートで各章の裏の筋を管理していた手法を、Admicrea のシーンデータに組み込んだものです。
サイドメニューの「エピソード」配下、プロット 「プロットボード」 から開きます。
プロットボードは Pro プラン限定の機能です。
画面の構成
- 行 — プロダクト全体の全シーンが、エピソードをまたいで話順に並びます(左端にエピソード列)
- 列 — プロット(筋)。「主人公の成長」「剣の伏線」など、作品を貫く流れごとに1列作ります
- バー — あるプロットがどのシーンからどのシーンまで続くかを表します
「プロットを追加」ボタンは「列(筋)」を追加する操作です。個々の書き込みは、列の中の空きマスをクリックして作成します。
プロットを書き込む
- 「プロットを追加」 で列(筋)を作ります。列見出しから「プロット編集」パネルが開き、プロット名(例: 不死鳥の騎士団)と色を設定できます
- 列の空きマスをクリック → 範囲の終点となるシーンをクリックすると、その範囲にバーができます(前方向でもOK)
- バー内の 「(クリックで内容を入力)」 に、その区間で起きていることを書き込みます
- 「+タグ」 でタグ(例: 剣の伏線 / 重要)を付けられます
バーはドラッグで移動、上下端のドラッグで範囲調整ができます。列見出しの < > で列の並び順も変えられます。内容の入力欄は、書いた量に合わせて縦に広がります。
同じ列内で既存のバーと範囲が重なる場所には作成できません(「既存のプロットと重なるため、この範囲には作成できません」)。
タグで伏線の「仕込み」と「回収」をつなぐ
同じタグ名を「仕込み」のバーと「回収」のバーの両方に付けておくと、タグをクリックしたときに該当プロットが強調表示され、伏線の対応関係をひと目で確認できます。
「タグの色」 で色を変えると、同じ名前のタグすべてに色が反映されます。
「伏線」「重要」のような汎用タグより、「剣の伏線」「母の手紙」のように伏線ごとの固有名でタグを付けると、仕込み↔回収の対応が追いやすくなります。
エクスポート
「エクスポート」 メニューから、プロットボードを CSV (.csv) / Excel (.xlsx) / Google スプレッドシート に書き出せます。Google スプレッドシートへの書き出しには Google アカウントへのログインが必要です。
- どの形式でも、各マスにタグ(🏷)が一緒に出力されます
- Excel には2枚目のシート 「プロット一覧」 が付きます。「プロット(筋)/エピソード/シーン範囲/内容/タグ」の一覧で、フィルタで絞り込めます
表示を調整する
書式アイコンの 文字サイズ(小・中・大)で、ボードの文字の大きさを変えられます。この設定はストーリーボードと共通です。
読み込みに失敗すると「プロットボードを読み込めませんでした」と表示されます。この状態では編集・保存できないので、「再読み込み」 を押してください。
保存する
プロットボードも手動保存です。編集後は 「保存」 を押してください(「プロットボードを保存しました」と表示されます)。
シーンをストーリーボードで並べ替えたり別のエピソードに移したりしても、書き込んだプロットは壊れません。構成をいじりながら伏線設計を維持できます。