脚本インポートは、既存の脚本ファイル(Word / PDF / テキスト)を読み込み、柱・ト書き・セリフを自動判別して Admicrea に取り込む機能です。サイドメニューの「プロダクト」配下、インポート 「脚本読み込み」 から開きます。
対応形式: .docx / .pdf / .txt
インポートを開く前に、取り込み先のシリーズを選択しておいてください(未選択の場合は「シリーズが未選択です」と案内されます)。
Step 1: 脚本の読み込み
「取り込み先プロダクト」 を選びます — 「新しいプロダクトとして取り込む」(プロダクト名を入力)か、「選択中のプロダクトに追加」 か。既存のプロダクトに追加する場合、取り込んだ話は末尾に追加され、話数も続き番号になります
「ファイルを選択」 で脚本ファイルを読み込みます
「検出アルゴリズム(プリセット)」 は、ファイルの内容から自動判定されます。うまく判別されない場合は手動で選べます:
- 一般的なシナリオ形式 — キャラ名「セリフ」の形式(Admicrea の書き出しと同形)
- 番号柱の台本 — 「1 場所…」のような番号付きの柱
- ブロック形式 — キャラ名を別の行に置く形式
- 戯曲形式 — 名前+空白で、鉤括弧を使わない形式
プリセットを選ぶと、そのプリセットが想定する書き方の例(横書き・縦書き)が表示されます。
右側の 「解析結果」 に、エピソード数・シーン数・要素数・キャラクター数・警告数と、柱・ト書き・セリフのバッジ付きプレビューがリアルタイムで表示されます。各柱の 「ここから新しい話」 トグルで、エピソードの区切りも調整できます。話の先頭では エピソード名 も編集できます。
脚本に「あらすじ」がある場合は、「脚本の『あらすじ』をプロダクトの概要に入れる」 を選べます。「作品の概要」 欄の内容は、PDF・Word の書き出しに「概要」として出力されます。
準備ができたら 「登場人物の確認へ」 で次に進みます。
PDF を読み込むとき
縦書きの PDF にも対応しています。ページ番号やヘッダーは自動で取り除かれます。PDF の文字情報が崩れている場合は案内が表示されるので、元の Word ファイル(.docx)があればそちらを読み込んでください。
読み込めない PDF があります。
- スキャンした画像の PDF — 文字情報が入っていないため読み込めません。文字を選択してコピーできる PDF をお使いください。
- 二段組みの PDF — 1 ページに上下 2 段で本文が組まれているものは、行の順番が崩れるため対応していません。
いずれも、元の Word ファイル(.docx)があれば、そちらを読み込むときれいに取り込めます。
うまく判別されないときは
歯車アイコンの 「詳細設定(上級者向け)」 で、柱の記号・正規表現、セリフの話者位置、ト書きのインデント、括弧の種類、話の区切りパターンなどを細かく調整できます。「前付けをスキップ」(最初の柱より前の表紙・登場人物表などを無視)や 「話者名の位置揃え空白を除去」(「太 郎」→「太郎」)も選べます。
「柱(シーン)が検出できませんでした」と表示された場合は、詳細設定で「柱の記号」や「セリフの話者位置」を見直してください。
Step 2: 登場人物
検出された話者ごとに、扱いを選びます。脚本に登場人物表があれば、名前と人物の概要が自動で補われます。
- 既存キャラに紐付け — シリーズ内の既存キャラクターと同一人物として取り込みます(名前の空白や全角・半角の違いは同じ人物として照合されます)
- 新規作成 — 新しいキャラクターとして登録します
- No.○と同じ(まとめる) — 別の話者と同じ人物として、1人のキャラクターにまとめます
- スキップ(?) — 話者未確定として取り込みます。セリフは取り込まれますが、キャラクターは作られません
同じ人物の別表記をまとめる
「深子の声」「深子(声)」「深子(M)」「深子(電話)」のような話者は、元の人物と同じキャラクターにまとめられます。該当しそうな話者には 「No.X 〇〇 と同じにする」 という提案が表示されます。
画面上部には「既存 / 新規 / 統合 / スキップ」の人数が表示されます。確認できたら 「最終確認へ」 で次に進みます。
Step 3: 取り込み実行
内容を確認して 「取り込む」 を押します。完了後は 「取り込んだエピソードを開く」 でそのまま執筆に移れます。「続けて別の脚本を取り込む」 で次のファイルを取り込むこともできます。
脚本インポートは Free プランでも利用できます。他のツールで書きかけの脚本がある方は、まずインポートして Admicrea を試してみてください。