書き上げた脚本は、プロダクトエクスポート画面(「物語を所定のフォーマットに書き出します。」)から書き出せます。サイドメニューの「プロダクト」配下、エクスポート 「Word & Google Docs」 から開くか、プロダクトリストのカードメニュー(「Word形式でダウンロード」「GoogleDriveに保存」)からも同じウィザードを開けます。
Word の書き出しは Free プランでも利用できます。 PDF と Google Docs の書き出しは Pro プラン限定です。
エクスポートの流れ(3ステップ)
- プロダクト選択(必須) — 書き出す作品を選びます
- エピソード絞り込み(任意) — 「プロダクト全体をエクスポート」するか、特定のエピソードだけにするかを選びます
- エクスポートオプション — フォーマットと詳細設定を選んで実行します
「エクスポート」 を押すと、まず書き出す内容の確認画面が開きます。「この内容で書き出す」 を押すと進捗バーが表示され、完了後に 「確認する」 で出力結果を開けます。
書き出す前に内容を確認・修正する
書き出しボタンを押すと、ファイルに書き込む前に、登場人物表(名前・概要)と、エピソードごとの柱・ト書き・セリフ・話者名が一覧で表示されます。どの形式(PDF・Word・Google Docs)でも同じです。
入力欄を直すと、その書き出しだけ内容を変えられます。Admicrea に保存されている脚本は変わりません。
- 話者名を変える — 例:「深子」のセリフを、その場面だけ「深子の声」にする
- 変わった話者名にする — 例:二人が同時に話すセリフを「一郎&花子」にする
- 柱・ト書き・セリフの文言を直す — 提出用だけ言い回しを変えたいときなど
- 登場人物表を直す — 名前や概要の誤字に書き出す直前で気づいたときなど。ここで変えた名前は登場人物表だけに使われ、セリフの話者名は変わりません
便利な機能:
- 「セリフだけ表示」 — ト書きを隠して、話者名とセリフだけを確認できます
- 「変更した行だけ表示」 — 直した箇所だけを見直せます。「変更 N 件」で数も分かります
- ↺(元に戻す)/「すべて元に戻す」 — 変更を取り消します
「深子の声」のような話者名は、キャラクターを増やさずに表現できます。ふだんのキャラクター(「深子」)のセリフとして書いておき、書き出しの確認画面で必要な行だけ話者名を「深子の声」に変えてください。脚本を読み込むときも、インポートで「深子の声」を「深子」にまとめられます。
設定を開き直さなくても、ちょっとした修正ならこの画面で直してそのまま書き出せます。毎回使う名前や概要は、オプションの「短縮名」「概要」やプリセットに保存しておくと便利です。内容を変えずに書き出したい場合は、そのまま 「この内容で書き出す」 を押してください。「キャンセル」 を押すと書き出しは行われません。
選べるフォーマット
| フォーマット | 内容 |
|---|---|
| PDF:Admicreaオリジナルフォーマット | 表紙・登場人物表付きの読みやすい横書き PDF |
| Word:200字詰め原稿用紙・縦書き・A4 | 伝統的な縦書き原稿用紙形式の .docx。コンクール応募などに |
| GoogleDocs:横書き | Google ドキュメントとして自分の Google Drive に作成 |
執筆画面は横書きですが、縦書きの原稿が必要な場合は Word 形式で書き出せます(A4・縦書き固定、MS 明朝)。
プリセットで設定を使い回す
詳細設定はプリセットとして形式ごとに保存できます。「プリセット」セレクトから「(新規プリセット)」を選んで保存すれば、次回から同じ設定をすぐ呼び出せます。
セリフの名前を短縮名にする
「短縮名」の欄にキャラクターの呼び名を入れると、セリフの上の名前をその呼び名で書き出せます(例:「松崎 みこ」→「みこ」)。空欄のキャラクターはフルネームのままです。PDF・Word・Google Docs のどれでも使えます。
短縮名は、最初はセリフの名前にだけ使われ、登場人物表はフルネームのままです。登場人物表も短縮名にしたい場合は、「登場人物表にも短縮名を使う」 を ON にしてください。この設定もプリセットに保存されます。
PDF の主なオプション
「PDFエクスポートのオプション編集」では、次の項目を調整できます。
- ① 表紙・プロダクト — 表紙パターン(プロダクト名+ペンネーム / プロダクト名のみ / 表紙なし)、ペンネーム
- ② 登場人物 — 登場人物表の出力 ON/OFF、キャラクター個別の表示 ON/OFF、短縮名(登場人物表にも使うかの ON/OFF)、概要、「その作品のセリフに登場する人物だけ含める」
- ③ エピソード — エピソード見出しの形式、概要
- ④ シーン — シーン概要・シーン画像の表示、シーンごとの改ページ
- ⑤ ページレイアウト — ページ番号の位置、余白プリセット(標準/狭い/広い/カスタム)
- ⑥ フォント・サイズ — Noto Sans JP(ゴシック)/ Noto Serif JP(明朝)/ Shippori Mincho / BIZ UDPGothic / Klee One、各見出し・本文のサイズ
- ⑦ テキスト配色 — Web風(階層感あり)/ 印刷物風(全部黒)/ カスタム
キャラクター個別の表示を OFF にすると、そのキャラは登場人物表に載りません(端役や「〜の声」など)。セリフの話者名はそのまま出ます(PDF・Word・Google Docs 共通)。正体を伏せたいときは、短縮名に別の呼び名(例「謎の男」)を入れてください。名前を引けない話者(削除したキャラなど)は「?」と出ます。
生成された PDF の表示リンクは一時的なものです。時間が経つとアクセスできなくなるため、必要な PDF は開いたらすぐ手元にダウンロード保存してください。
Word の主なオプション
- 字数設定 — 400字(20×20)/ 720字(30×24・A4)/ 1020字(30×34・A4)
- 柱の構成 — 〇のみ(例「〇公園」)/ 全体通し番号(例「1 公園」、話をまたいで続く。番号のときは〇は付きません)/ エピソードごと番号(話ごとに1から)。書き出し前の確認画面の柱にも同じ番号が出ます
- ページ番号 — 位置(下・中央 / 下・左 / なし)と開始位置(本文から / 表紙から)
- 表紙・登場人物・プロダクト概要の出力設定
- 「プロダクト名/ペンネーム/概要の英数字を縦方向にする」(初期値は ON)
- 登場人物の 「その作品のセリフに登場する人物だけ含める」
句読点や閉じ括弧が行頭に来ないよう、禁則処理が自動でかかります。
用紙は A4・縦書き固定、フォントはMS 明朝です。フォントサイズ・字間は字数設定に合わせて自動調整され、720字・1020字では1ページのマス目(1行30字・24行/34行)もその字数になります。上余白(初期値 40mm)は 720字・1020字のときだけ有効です(400字は原稿用紙の標準の 40mm 固定)。余白を広げるとマスが狭くなるぶん、文字も自動で小さくなります。出力すると プロダクト名.docx がダウンロードされます。
Google Docs の主なオプション
表紙・登場人物・プロダクト概要・エピソードの出力を設定できます。登場人物の 「その作品のセリフに登場する人物だけ含める」 も使えます。書き出しには Google アカウントでのログインが必要で、完了後 「確認する」 で作成されたドキュメントを開けます。